編集部では毎週金曜日に、大阪の8店舗において機種別の稼働調査を実施し、主要機種の客付き動向や貢献度を定点観測している。本レポートで使用する「貢献度」とは、機種別の稼働率が店舗平均稼働率を上まわっていた店舗の割合を示す。例えば8件中6件で店舗平均を超えていれば75%となる。
まとまった台数の新台が導入されているがパチスロ稼働も本年最低を更新している。新台はやや明暗が別れた形で、「ガンダムSEED」が客付き63・3%に対して「緑ドン」が84・5%を記録。「よう実」が62・1%だった。比較的若年層向けのコンテンツが苦戦する一方で5号機リバイバルの「緑ドン」が好評とユーザーの世代交代が進んでいないように見える。ただし近年苦戦が続いていたユニバ機新台が続けて好調で、次機種も人気作かつ継承機と盛り上げていくには良い機運だ。