今回は9月22日より導入される新台3機種(パチンコ2機種・パチスロ1機種)の、「導入前評価」による総合点を紹介したいと思います。
■対象機種
パチスロ
「マジカルハロウィン ボーナストリガー」(コナミアミューズメント)
パチンコ
「Pルパン三世 ONE COLLECTION 100ver.」(平和)
「~廻るヘソワイド~PホワイトシャカRUSH」(マルホン)
※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。
「マジカルハロウィン ボーナストリガー」(コナミアミューズメント)
総合72点
演出80点・スペック75点・出玉性能65点・ゲーム性60点・ファン満足度80点
新機能「ボーナストリガー(BT)」を搭載した『マジカルハロウィン』シリーズ最新作。
BTは平均獲得325枚のループ継続で、全体として軽い初当たりとBTの連チャン要素が「ノーマルタイプファンに優しい」「従来のマジハロより出玉が増えそう」「ボーナス上乗せがワクワクする」「ノーマルタイプ&連チャンBTタイプとして普通に面白そう」と、シリーズファンやユーザーからは期待の声が多い。
懸念としては、「ボーナストリガーである必要性がない。BB111枚で継続50%…なんの魅力もない」とBTの魅力不足や「新規演出ほぼ無し、8の使い回し」と、演出面での不満の声も多い。「BT有効活用できる台は少ない、マジハロはどうなるか?」と、BT機種全体の評価を懸念する声もみられる。
「Pルパン三世 ONE COLLECTION 100ver.」(平和)
総合71点
演出70点・スペック60点・出玉性能75点・ゲーム性65点・ファン満足度62点
シリーズ前作(ミドルスペック版)の評価は低かったが、本機の甘デジ版は「軽い初当りでLT狙いやすい」との声が目立つ。
LTの継続率80%とブチヌキBONUSが「甘デジで上乗せ健在で魅力的」、軽い初当りと平均出玉3100個のBONUSのポテンシャルや、ルパンシリーズらしい先読み・リーチ演出が「ワクワクする」「新要素が盛り沢山」と評価されている。
一方、「継続率63%の下位RUSHが物足りない」「LT突入が運任せで安定しない」と、LTありきの出玉性能に疑問の声も多く、演出面も前作同様「演出が煽りすぎ」「信頼度低くイライラしそう」との声もある。
「100ver.で遊びやすくなった」と評価する声もあるが、前作があまり高い評価を得られなかっただけに、「前作の低評価を引きずりそう」という声も根強い。
「~廻るヘソワイド~PホワイトシャカRUSH」(マルホン)
総合68点
演出75点・スペック55点・出玉性能65点・ゲーム性60点・ファン満足度45点
ライトミドルタイプにやる比較的軽い初当りと、ヘソワイド仕様による高い回転率が特徴。
公式プロモ等で「スタートに玉が入りやすい」と繰り返し強調されており、ユーザーも「たくさん廻せそう」と期待の声が寄せられている。LT性能もそれなりで一撃の夢があるとポジティブな声が多く、ボーダーが甘めとの分析もあり、その点も期待されている。
懸念としては、RUSHはオール2200発だが下位RUSHの継続率が57%低く、LT突入率の低いこと(RUSH中大当りの約11%)が挙げられる。RUSH突入率も50%と高くないだけに、RUSH非突入や下位RUSHのショボ連が続いた際のキツさを、LTやデカヘソの魅力でどれだけカバーできるか。
総評
パチンコは2機種とも追加スペックということもあり、注目度はあまり高くない。主にシリーズファンがどれだけ満足できるかに稼働が左右されそうだ。
「マジハロ」はシリーズ初のBT機で登場し、BTの平均獲得は約325枚とまずまず。遊べそうなスペックではあるが、それ以上の魅力を打ち手に与えられるかはやや難しそうか。
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