社内でどうAIを活用するか試しているとある大手ホール役員が言った。「まずは自分たちが使い倒さなければと、宴会の店選びでもChatGPTに参加人数や年齢層や好みなどこういう雰囲気で楽しめる店と言えば即座にいくつかピックアップしてくれる」。食べログなど見て探すことはほぼなくなった、と。
これからはあらゆる情報発信がいかにAIに拾ってもらえるかという形に変わっていく、と。検索エンジンにキーワードを入力するという行為自体しなくなった。うちは、会議や打ち合わせの議事録をその場で録音して瞬時にテキスト化し関係者に配布している、と別のホール社長。
印刷物や手書きの資料もグーグルカメラに写してすぐにテキスト化している。「店の呼び出しやインカムの代替でスマートウォッチを使っているホールもあるが、これをもっと進化させて、位置情報からスタッフの導線を分析し、より効率的な配置や巡回経路を提案してくれるようなものを開発して欲しい」とあるホールシステムメーカー役員に言うと、まだそこまではと相手は答えた。
いまだFAXを使うホールも多い一方で、AIを活用し事務効率を極限まで高めようとする企業もある。「いずれ戦略・戦術の参謀はAIになる」と。