編集部では毎週金曜日に、大阪の8店舗において機種別の稼働調査を実施し、主要機種の客付き動向や貢献度を定点観測している。本レポートで使用する「貢献度」とは、機種別の稼働率が店舗平均稼働率を上まわっていた店舗の割合を示す。例えば8件中6件で店舗平均を超えていれば75%となる。
新台の最多導入は「吉宗」で客付きは89・4%と若干空席が気になる。導入規模にかかわらず深いハマりを連発している台が埋まらずに残っており、爆発力は魅力であるもののリスクも高めの印象だ。モードや狙い目のデータがユーザーに広まった後に打たれるかどうかが課題となってくる。最も客付きが良かったのは「L麻雀物語」で94・7%とフル稼働だがコンテンツ人気に対してやや少なめな導入数とはなっているためファンのリピートがなければ今後の落ち込みは大きい。苦戦しているのは「アイドルマスター ミリオンライブ!」で63・0%と上旬導入機種と比較しても初動が厳しい。マイルド路線では「レヴュースタァライト」が高稼働を維持していたが台数は極少数で需要は決して多くない。
主力機は「東京喰種」が若干数増台されつつ稼働を維持…