本稿では、編集部が任意に選定した1企業グループを対象として、経営店舗の「遊技機資産価値」および「新台導入ランク」データを紹介する。個別の競合店舗における「当該企業内の位置付け」等を考察する際の参考データとしてご活用頂きたい。今回は東京都港区六本木に本社を構える「デルパラ」グループを掲載対象としている。
▼わずか7年ほどで経営ホール数は3倍近くに膨れ上がった
「デルパラ」グループは鳥取県および首都圏にて店舗展開してきたチェーン企業である。更に本年に入ると鹿児島の「モリナガ」をグループ化して九州地方へも進出したことは記憶に新しいところだろう。むろん公職選挙法違反の疑いで社長をはじめとする計6名が逮捕されたというニュースには本当に驚かされたし今後について様々な憶測が飛び交っているが、まずは事態を見守りたい。
そんな同グループの経営店舗は主に「デルパラ」の屋号を冠しており計31店舗を運営中だ。その内訳は東京都(5店舗)、埼玉県(3店舗)、神奈川県(1店舗)、茨城県(1店舗)、鳥取県(6店舗)、岡山県(5店舗)、山口県(2店舗)、そして鹿児島県(8店舗)となっている。
1店舗あたりの平均設置台数は約717台で、1000台を超える巨艦ホールも9店舗。大型店から小中規模ホールまで多肢にわたる。なお、パチスロ機の比率が…