
福岡県遊技業協同組合(福岡県遊協)の青年部会は12月6日、福岡市博多区のホテルクリオコート博多において「第18回 こども絵画コンクール」の作品表彰式を開催した。
この催しは福岡県遊協が2008年から社会貢献活動の一環として福岡県内の児童養護施設の小学生・中学生を対象に、保護者と一緒に生活することができない状況に置かれている子どもたちの心身の健やかな成長を願って毎年開催しているもの。今回は「チャレンジしたいこと2026」をテーマに、県内の17の児童養護施設から179点の応募があり、審査会を経て34作品を選定。表彰式において優秀作品を発表した。
表彰式では、小学生低学年・中学年・高学年、中学生の各部門の優秀作品を発表し、入選した個人賞の子どもたちを一人ひとり表彰した。最優秀賞を受けた児童は、「絵を書くことが好きで、賞をいただいてとても嬉しいです」と感想を述べていた。また、応募の多かった施設に対して贈られる施設賞を受賞した施設の代表者は、「募集期間はちょうど夏休みの時期であり、子どもたちにとって、恒例行事となっています。絵のテーマについて考え、具体的に書いていく姿を見ながら、子どもたちの成長の糧になっていると思います」と述べた。
閉会の挨拶で金村晃太副部会長は、「子どもたちの健やかな成長につながるよう継続して取り組んでいきたい」と継続実施を誓った。
応募作品はWEB作品展を通じて公表するほか、応募した子どもたち全員に、参加賞としてキッザニア福岡への無料招待、お菓子のプレゼントなどを贈った。
