全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)が協賛している認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワークは7月27日、東京都千代田区のアーバンネット神田カンファレンスにおいて「子ども虐待防止オレンジリボン運動公式ポスターコンテスト2025」の表彰式を開催した。
同コンテストは今回で17回目。応募総数は814作品で、一般部門に608作品、ユース部門(中学生以下)に206作品が寄せられた。4月に選考会が行われた後、主旨に賛同する自治体、団体、企業による厳正な審査を経て各賞が決定。当日、受賞作品の発表と表彰が行われた。
受賞式では、全商協賞を受賞した梅田莉乃さんに対し、中村昌勇会長から表彰盾と記念品が贈られた。中村会長は挨拶で、「オレンジリボンのポスターコンテストへの協賛は今回で9回目。当連合会では毎年7月から11月にかけ、全国のパチンコ店の駐車場で従業員の方々と協力して、車内への子どもの置き去り防止を目的とした巡回警備を実施している。また、警察へも協力をお願いし、車への置き去りは犯罪であることを周知した結果、過去5年間、全く事故は発生しておりません。これからも活動を継続して、オレンジリボン活動の一助になるように努めてまいります。今回の梅田さんのポスターを選んだきっかけは、やはり笑顔。この笑顔を守るということが我々の役目ではないかと考え、選考致した」と述べた。
受賞した梅田さんは、「このポスターを通して児童虐待がなくなってほしいと願っています」とコメントした。