改装オープンした地下フロアはGW後も大盛況、八王子駅前のパチンコ店は「PIA」の一強状態へ

『PIA八王子』(パチスロ館)外観写真

『PIA八王子』(パチスロ館)

「JR八王子駅」の北口近くにて営業してきたパチンコ店『コスミック八王子本店』が閉店したのは本年3月末のこと。総設置台数961台の大型ホールで、八王子といえば「コスミック」、そう評された時代もあったほどの老舗店舗である。閉鎖理由は「ビル老朽化建て替え準備の為」となっていて、このニュースには驚かされた業界関係者も少なくなかったはず。

もともと同駅周辺におけるパチンコ市場では『PIA八王子』が長らく地域一番店として君臨してきた。経営するのは言わずと知れた優良法人「マタハリー」グループだ。同社の中でも旗艦店舗の一つと評せる強豪店であり、(対抗馬が消えたことで)その座は更に盤石となったことだろう。そんな中で、GW直前となる4月26日(火)にはパチンコ館にて大型改装を実施したばかり。地下エリアにて大増台がアピールされていたものである。

GW明けに視察すると、パチスロ館の客付きは今一つという状況。繁忙期後の反動減はさすがの優良ホールでも避けられないか。それでもパチンコ館の方では(平日の昼間にもかかわらず)半数以上の席が埋まっていて十分な盛り上がりを見せている。特に地下フロアには主要機種が固まって設置されており、大量導入している「エヴァ未来」を中心に大盛況となっていた。

『PIA八王子』(パチンコ館)外観写真

『PIA八王子』(パチンコ館)外観写真

ちなみに同駅周辺に位置している競合店舗の総客数と比較しても『PIA八王子』の1軒だけで倍近い数の遊技客を集めていて、文字通りの一強状態だ。『ハイパージアス立川』や『楽園立川店』といった強豪ホールが林立している「立川駅」周辺エリアとは、全く異なる競争環境といえるだろう。

このように『コスミック八王子本店』の閉鎖はやはり影響が大きかった。なお、同じく八王子駅前で営業してきたグループ店舗『コスミック八王子2号店』では低貸専門店から4円パチンコ・20円パチスロを導入しての改装オープンを実施済みである。コスミックの総力結集とアピールされていたが、(総設置台数は410台と規模の優位性を持てないこともあって)本店のような存在感は見られていない。当面は「PIA」の独壇場といった感じになりそうだ。

『コスミック八王子2号店』外観写真

『コスミック八王子2号店』

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