平和は5月14日、2025年3月期の連結決算を発表。売上高1458億6700万円(前期比プラス7.0%)、営業利益276億9000万円(同プラス18.2%)、経常利益213億3200万円(同マイナス6.2%)、純利益130億6400万円(同マイナス21.4%)で増収となった。
遊技機事業の売上高は454億9900万円(前期比プラス13.3%)、営業利益は118億5800万円(同プラス71.4%)。パチンコ機は「Pルパン三世 ONE COLLECTION」(8993台販売)、「P戦国乙女7 終焉の関ヶ原」(7502台販売)等を発売し、販売台数は6タイトル5万5207台(前期比プラス2万6408台)。パチスロ機は「L ToLOVEるダークネス」(1万5684台販売)、「Lルパン三世 大航海者の秘宝」(1万839台販売)等を発売し、販売台数は5タイトル5万979台(同マイナス1万4455台)。パチスロ機の販売台数は減少したものの、パチンコ機の販売台数が増加したことに加えて、利益率の高いゲージ盤販売の増加(パチンコ機)、リユースによる売上原価低減の取り組み(パチスロ機)により増収増益を達成した。
ゴルフ事業の売上高は1003億6700万円(前期比プラス4.3%)、営業利益184億5000万円(同マイナス4.2%)。各種施策が奏功し来場者数が堅調に推移したことや、新規にゴルフ場を取得したこと等により増収となったが、アコーディアグループ取得に伴うアドバイザリー費用等を計上したことにより減益となった。
2026年3月期は、パチンコ6タイトル7万台、パチスロ7タイトル8万台の販売を計画。連結業績予想については、売上高2959億円(前期比プラス102.9%)、営業利益580億円(同プラス109.5%)、経常利益478億円(同プラス124.1%)、当期純利益231億円(同プラス76.8%)とした。