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セガサミーホールディングスは11月7日、2026年3月期第2四半期の連結決算を発表し、売上高が2011億800万円(前年同期比マイナス5.0%)となった。営業利益は100億6400万円(同マイナス69.3%)、経常利益は108億2100万円(同マイナス67.3%)、中間純利益は27億5400万円(同マイナス90.9%)と、大幅な減益となった。
エンタテインメントコンテンツ事業は、コンシューマ分野におけるフルゲームの販売、及びRovioの業績が想定を下回り、同事業全体として想定を下回って推移し、売上高1488億8500万円(前年同期比プラス5.0%)、経常利益155億5700万円(同マイナス15.2%)。
遊技機事業は、売上高418億9700万円(同マイナス35.3%)、経常利益35億7500万円(同マイナス83.4%)。パチスロの適合取得の状況により販売スケジュールを入れ替えたことなどにより、想定を下回った。なお、累計販売台数はパチスロ機が1タイトル2万8676台(前年同期は5万9146台)、パチンコ機が2タイトル4万2940台(同6万8735台)となった。
また、ゲーミング事業の売上高は85億6100万円(前年同期比プラス375.0%)と大幅に伸長した。一方で、経常損失は7億2300万円(前年同期は2億8300万円の損失)となった。ゲーミング機器の販売が好調に推移したほか、韓国の統合型リゾート「パラダイスシティ」では、カジノにおける日本人VIP客のドロップ額(チップ購入額)が高水準を維持。これにより売上が堅調に推移し、持分法による利益計上にも寄与した。
通期の業績予想については、前回公表値からの修正はなく、売上高4750億円、営業利益530億円、経常利益560億円、当期純利益375億円を見込んでいる。
