SANKYOは8月7日、2026年3月期第1四半期連結決算を発表。それによると売上高551億8500万円(前年同期比プラス30.7%)、営業利益238億5100万円(同プラス38.1%)、経常利益243億9100万円(同プラス38.8%)、四半期純利益174億4700万円(同プラス39.5%)。パチンコ機・パチスロ機の販売台数増加により、前年同期⽐で増収増益を達成した。
パチンコ機関連事業においては、SANKYOブランドの「フィーバーうたわれるもの」(1万2100台販売)と「eフィーバー彼女、お借りします」(1万700台販売)、ビスティブランドの「e 東京喰種」(2万5300台販売)の新規3タイトルに加えて、リユース機等4タイトルを販売。販売台数は7万9361台(前年同期比プラス98.1%)となり、売上高は367億1200万円(同プラス105.5%)、営業利益は176億4400万円(同プラス117.3%)と大幅な増収増益となった。
パチスロ機関連事業における新規タイトルは「Lパチスロ 機動戦士ガンダムSEED」(1万8700台販売)の1機種のみとなったが、長期稼働中の「パチスロ からくりサーカス」「Lパチスロ かぐや様は告らせたい」の増産販売を行い、販売台数は3万5575台(前年同期比プラス1.2%)と前年同期で微増。その結果、売上高150億3700万円(同マイナス9.5%)、営業利益76億8600万円(同マイナス21.0%)で、減収減益となった。
第2四半期以降は、人気アニメ作品「ブルーロック」とのタイアップ機をはじめ、新たなゲーム性を搭載する機種を積極的に投入していくとし、通期でパチンコ23万500台、パチスロ13万2000台の販売を計画する。
また、補給機器関連事業は、売上高33億3700万円(前年同期比マイナス56.0%)、営業利益2億3300万円(同マイナス61.2%)となっている。
2026年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、売上高1850億円、営業利益630億円、経常利益640億円、当期純利益440億円を見込む。