パチスロの新規タイトルはなく販売台数大幅減、セガサミーHDの2026年3月期第1四半期は赤字に

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セガサミーホールディングスは8月8日、2026年3月期第1四半期の連結決算を発表。売上高は810億2600万円(前年同期比マイナス22.7%)、営業損失5億1900万円(前年同期は193億4100万円の営業利益)、経常損失21億2400万円(前年同期は218億3000万円の経常利益)、純損失33億8700万円(前年同期は245億2500万円の純利益)と、大幅な減収となった。

遊技機事業は、売上高110億4900万円(前年同期比マイナス61.8%)、経常損失36億3200万円(前年同期は107億1500万円の経常利益)。パチスロ機の販売タイトルはなく、パチンコ機では「デジハネP北斗の拳 慈母」や「Pゾンビランドサガ」を販売。順調な滑り出しとなったものの、期中の販売台数はパチスロ機が52台(前年同期は3万6992台)、パチンコ機が1タイトル1万8596台(同2万2475台)に留まった。

第2四半期以降に「北斗の拳 転生の章2」のほか、「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」や「リコリス・リコイル」といったパチスロ機等の投入を予定している。

エンタテインメントコンテンツ事業は、フルゲーム新作、F2P既存タイトルは概ね想定通りに推移し、売上高678億7000万円(前年同期比マイナス6.7%)、経常利益50億2200万円(同マイナス59.9%)。また、ゲーミング事業は「パラダイスセガサミー」において日本人客を中心としたカジノ売上が好調で、売上高13億5800万円(同プラス98.0%)、経常利益1億8000万円(同マイナス80.3%)となった。

また、2026年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、売上高4750億円、営業利益530億円、経常利益560億円、純利益375億円を見込む。

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