パチスロメーカーの岡崎産業は4月25日、東京湾クルーズ船「シンフォニークラシカ号」において、創業75周年記念式典ならびにパチスロ新台「LBトリプルクラウン」の発表会を開催した。
式典では、岡崎産業事業本部の十河範明本部長(ビート代表取締役)が新プロジェクトとして「尚球社PROJECT」を発表。「シンプルな遊技方法でありながら奥深さを追求し、隆盛を極めた性能に最新技術のプラスアルファを加え、新規ファンの獲得とスリープファンの呼び起こしに挑戦していく」との趣旨を説明し、その第一弾として「LBトリプルクラウン」の発売を発表した。
「トリプルクラウン」シリーズは、沖縄県でのみ展開されている清龍ゲームジャパンのパチスロ機。今回、清龍ゲームジャパンと業務提携を締結し、岡崎産業グループが本土における「トリプルクラウン」シリーズの開発・販売を担当し、沖縄での開発・販売はこれまでどおり清龍ゲームジャパンが行っていく。
清龍ゲームジャパンの韓哲秀代表取締役は「『トリプルクラウン』シリーズの魅力は余計なものを省いたシンプルさ。その魅力は踏襲しつつ、もう少しゲーム性を加えた『トリプルクラウン』を本土市場で展開してみたいと考えていた中、岡崎産業からの声掛けがあった。両社の強みを掛け合わせることで新たな価値を生まれることを信じて今回のプロジェクトに挑む決断をした」と業務提携に至った経緯を説明した。
「LBトリプルクラウン」は、「ビッグボーナス」(TY平均312枚)と「レギュラーボーナス」(104枚)を搭載。「ハイエンド」(BBTY平均312枚)、「ハイスピード」(設定6ボーナス合算確率1/129.8)、「ハイスペック」(設定6機械割111.1%)という三冠王スペックが大きな特徴となっている。また、新筐体「ネオトラッド」を採用。往年の名機のキーデザインを踏襲しつつ、長時間遊技に対応したスマスロ専用デザインとして新設計された。
このほか発表会では特別ゲストとして元プロ野球選手の伊東勤氏が登場。現役時代の裏話やパチスロにまつわるエピソードなどを披露し、会場を沸かせた。