【パチンコM&A】ニラクが『ガイア那須塩原店』と『ガイアらくらく館那須塩原店』を事業承継　ガイア、栃木県から撤退

10月24日付の官報にて、㈱ニラクが栃木県那須塩原市に所在するパチンコホール『ガイア那須塩原店』および『ガイアらくらく館那須塩原店』の2店舗を事業承継することが公告された。

両店はいずれも国道461号線沿いに立地。『ガイア那須塩原店』はパチンコ機280台・パチスロ機360台（合計640台）を設置する中規模ホール、『ガイアらくらく館那須塩原店』はパチンコ機408台・パチスロ機256台（合計664台）の低貸し専門店であった。

周辺にはニラクグループの『ニラク大田原加治屋店』のほか、半径3キロ圏内に『夢屋西那須野店』や『ZAPP西那須野』などの計7店舗が営業するエリアとなっている。

これらの店舗を運営してきたのは㈱ガイア。ガイアグループにおける本年の閉鎖・売却店舗は今回で9店舗目となり、これにより栃木県での経営ホールはなくなることとなった。

一方、ニラクグループは福島県を中心にパチンコホールを店舗展開する有力チェーンで、経営店舗は全て「ニラク」の屋号を冠しており、現在計48店舗を運営。栃木県内では『ニラク足利福居店』と『ニラク大田原加治屋店』の2店舗を展開してきた。

なお、同社は2022年に『ニラクひたち野うしく店』と『ニラク行田持田店』をそれぞれ居抜き出店しており、今回の承継はそれ以来の新たな動きとなる。

ガイアグループによる店舗整理の動きが続く一方で、ニラクによる新たな店舗展開にも引き続き注目が集まる。

この他のM&A情報はこちら