
大分県大分市にて営業中のパチンコホール『ウイング大分駅前店』がダイヤモンドグループ㈱に事業承継されることが10月24日の官報に公告された。
同店は「JR大分駅」からすぐの国道10号線沿いに位置しており、パチンコ機478台・パチスロ機276台(合計754台)の中規模ホール。半径3キロ圏内には『nikko大分中央店』や『Super D'station39大分本店』など計11軒のパチンコホールが営業しており、競合性の高いエリアと位置づけられる。
そんな中で『ウイング大分駅前店』を運営してきたのは㈱ウイングだ。同グループは岡山県を中心に全て「ウイング」の屋号で計5店舗を営業してきたが、これにて大分県の経営ホールは『ウイング下郡店』のみとなっている。
一方で、ダイヤモンドグループは着実にその勢力を拡大。2020年11月には『Dee5』を新築でオープンするなど拡大路線を進めてきたが、近年ではそれが更に加速。2023年8月には『Dee6』をグランドオープン。こちらは元『スタジアム』跡地への出店案件であり、大分県佐伯市における最大規模のパチンコホールへと生まれ変わっている。
そして昨年も10月に『CPセントラルカンパニー333』を事業承継し、本年2月に『Dee7.333』として屋号変更オープンしたことは記憶に新しい。ほかにも、『V-MAX EXE(エグゼ)』と『V-MAX EST(エスト)』を相次いでグループ化し、ここ数年で経営ホール数を倍増させている。
『ウイング大分駅前店』については、いずれ屋号変更オープンすることが予想される。国道を西に2キロほど進んだ場所にはグループ店となる『Dee2』も営業しており、両店の棲み分けにも注目しておきたい。
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| 購入企業 | ダイヤモンドグループ株式会社 |
| 公告日 | 2025年10月24日 |
| 購入店舗 | ウイング大分駅前店 |
| 住所 | 大分県大分市中央町2-1-1 |
| 備考 | ※ |
