見た目の工夫や新しい魅力の発信はどんな業種でも欠かせない、もちろんパチンコ店も【寄稿コラム】

パチンコイメージ

道の駅で販売されている弁当を見る。地元のお母さんたちが心を込めて作っていることは分かるが、見た目が茶色っぽく肉の油も白く浮いていて、あまり美味しそうには見えない。正直なところ購入を少し躊躇したものだ。しかし実際に食べてみると、素材の味がしっかりと感じられてとても美味しかった。

一方でコンビニ弁当は、パッケージや盛り付けに工夫が凝らされており、見た目から「美味しそう」と感じさせる力がある。消費者の目を引き、まずは一度手に取ってもらうことを最優先にしているのだろう。食べてもらって味が伝わらなければ次の消費にもつながらない。

これは遊技機にも通じる話である。メーカーは筐体や液晶の演出や待機画面に至るまで、遊びたくなる工夫を随所に施している。同様に高稼働のホールは遊技機の性能をアピールしたり、装飾を工夫したりして遊技客の興味を引こうと努力している。

しかし、そうでない店もいくらでもある。「うちは常連がいるから大丈夫」というが、常連が十年後も変わらず通ってくれる保証はない。新しい遊技客を増やし続ける工夫や努力なしに店の未来は見えてこないのだ。見た目の工夫や新しい魅力の発信はどんな業種でも欠かせない要素だと改めて感じる。

おすすめ記事

1

関西エリアを中心にパチンコホールをチェーン展開する延田エンタープライズグループ(本社・大阪市中央区)は、滋賀県草津市に『123+N草津店』(仮称)を建設予定であることが分かった。 場所は、滋賀県草津市 ...

2

今回は9月22日より導入される新台3機種(パチンコ2機種・パチスロ1機種)の、「導入前評価」による総合点を紹介したいと思います。 ■対象機種 パチスロ 「マジカルハロウィン ボーナストリガー」(コナミ ...

「e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~」筐体画像 3

フィールズはこのほど、パチンコ新機種「e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~」を発表した。導入は2025年12月を予定している。 大人気「エヴァ」シリーズ待望の最新作が、今冬ついに登場予定。今 ...

-コラム