徳島県を代表するパチンコ企業「ノヴィル」グループの経営ホールが「くぎ曲げ」の疑いで書類送検される【パチンコ狂の詩】

ノヴィルグループロゴ

徳島県のパチンコ企業といえば真っ先に思い付くのが「ノヴィル」グループだろう。計40軒ものホールを営業中であり、且つ遊技機メーカーも傘下に収める同社。2012年6月には「株式会社バルテック」を、そして2016年1月には「株式会社大和製作所」をそれぞれグループ企業に編入していた。

その他にも県内最大となるタクシー事業や海外事業にも進出を果たすなど、実に幅広い事業展開でも知られている。もはやパチンコ経営企業という括りには収まらないほどで、徳島県内ではトップ3に数えられる大手企業と評してよいだろう。

そんな中でこの度、同社が経営するパチンコホールにおいて「店長1名および店員2名の計3名が風俗営業法違反(無承認設備変更)の疑いで書類送検された」と一部のメディアが報じている。報道によると「6月30日と7月3日に勤務するパチンコ店で遊技機3台のくぎをハンマーのようなもので曲げて不正に改造した疑い」が持たれているという。

「パチンコ台に不正疑い」などと見出しになると(何やら怪しげな装置でも付けたのかと)誤解するパチンコファンも出てくるかもしれないが、本件はいわゆる「くぎ曲げ」の話である。最近も京都の「ナカサン」や宮城県の『アポロの泉』などが同様の件でニュースになったばかりだった。

とはいえ、今回の第一報を耳にした際にはかなり驚かされたというのが正直な感想だ。

「ノヴィル」グループにおいては2020年6月にも旗艦店舗の一つとなる『ミリオン明石店』(兵庫県)で風営法違反を指摘されたとして、(詳細は不明だが)半年ほどの休業を余儀なくされたことは記憶に新しいところだろう。大手チェーンが1度ならず2度までもこうしたニュースで取り上げられたことには驚きを禁じ得なかった。

一般ユーザーにとってもあまりに分かりづらい「くぎ曲げ」の問題。更に波及していかないことを祈りつつ、続報を注視したい。

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