お店の目標はそれで大丈夫ですか?【パチンコは生活の句読点!】

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新たな年を迎えましたが、私の場合は特段これといった変化もなく、粛々と低貸しではありますがパチンコを打ち、その状況から感じたことや考えを整理する日々を過ごしています。何も変わらない日常ですが、逆にそれが平和であるということなのかもしれません。

さて、パチンコ店に勤務されている皆さんは、日頃から店舗の目標を立てていると存じます。その中には「お客様の声を聴いて行動をする」といった目標を掲げていらっしゃることと思います。ただ、やや手厳しい言い方になるかもしれませんが、本当にその目標設定で良いのでしょうか。

お客様の声を聴くこと、もちろんそれはごもっともな意見です。パチンコ店にいらっしゃって玉やメダルを借りて、遊技していただき、景品に交換し、そのパチンコ店のロイヤルカスタマーになっていただけるのならば、店舗としてこれほどありがたいことはないでしょう。

しかし、その意見の中には、時にはオカルト的な内容や、対応が難しい無理難題を押し付けられてしまうようなこともあります。本来であれば、そうした声を適切に取捨選択できていれば問題はありませんが、すべてを真に受けてしまい、必要以上に平謝りしてしまう場面はないでしょうか。「お客様ファースト」を掲げるあまり、何でも謝らなければならない――そこに違和感を覚えることはないでしょうか。

パチンコ店は、いわゆる利益を追求する場所でもあります。1玉や1枚で商売をしている世界です。「回る・回らない」「出る・出ない」といった全ての要望を叶えることは難しいものです。また、遊技場はある意味「レジャー」な場所でもあります。中には「儲けたい」「勝ちたい」とギャンブル要素を求めて来店されるお客様も多いでしょうが、現実はそんなに甘くありません。年末の上野アメ横みたいに、常連さんにサービスすることなどの贔屓は当然できません。

パチンコもパチスロも常に1/1の確率では面白くないはずです。9割以上がハズレで、1割にも満たないところに大当りがあるから面白いのです。前者のようなことを意見するお客様の「夢」を叶えることはできないわけです。

さらには、「こんな遊技機を導入してほしい」といったリクエストを参考に導入を決定することもあるでしょう。お店ごとの方針にもよりますがが、ここでも「お客様ファースト」で物事を決めてしまってはならないのです。もし稼動が早期に厳しくなった場合、原因追及が容易でなくなってしまいますし、そのお店としての楽しみも無くなってしまうからです。

繰り返しになりますが、「お客様の声を聴く」ことは大事なことです。そこから、お客様の理想のパチンコ店を創造することで稼動を得ることもできるでしょう。しかし、その意見は全てのお客様が共感できるものなのでしょうか。全てのお客様が満足することは難しく、一部のお客様の声だけを重視することも問題になってしまいます。

だからこそ、理想や要望は一定程度までくみ取りつつ、最終的には店舗主導で進めていくことが良いかもしれません。

(文:ヨッツマングローブ)

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