【AIコンテンツ力調査】初のパチンコ化でヒットはするのか!?「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」

▼「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」

先日、サンセイR&Dのパチンコ機「eゾン100MA」の検定通過が確認された。同機は「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」とのタイアップ機で、パチンコ・パチスロ化は初。そこで、本コンテンツをよく知らないという人に向けて、AIによる情報収集をもとに”コンテンツ力”調査を行った。

■ジャンル
サスペンス・ホラー/ブラック・コメディ
■掲載誌
月刊サンデーGX(青年誌)
■ストーリー
ブラック企業で疲れ切っていた青年・アキラがゾンビパンデミックによって仕事から解放され、「ゾンビになる前にやりたいこと100個」をリスト化して仲間と実行しながら、崩壊した世界で自由と生きがいを見つけていく物語。
■支持層
・コア層:19歳〜29歳
・サブ層:30代〜40代
■男女比率
・原作漫画の層(推定):男性70%/女性30%
・アニメ・実写展開後の層(推定):男性45%/女性55%
原作漫画とアニメ・実写映画で男女比率が大きく異なる。
■知名度「B」(有名ヒット作レベル)
2025年11月時点でコミックス世界累計発行部数は350万部を突破。「大ヒット」と言えるが、1,000万部を超えるような「メガヒット」とまではいえない。2023年に公開された実写映画とアニメがNetflixで配信され、日本国内1位および世界各国のランキングでTOP10入りを果たした。これにより、漫画を読まない一般層や海外層への認知が一気に広がった。
■コンテンツ力「B+」(ポテンシャルA級、実績B級)
世界的なトレンドを捉えたS級のコンセプトを持っていたが、アニメーション制作における失敗と、実写映画における演出の賛否により、そのポテンシャルを完全に開花させるには至らず。それでもなお、Netflixでの数千万時間単位の視聴実績や、アジア・欧州での底堅い人気は、本作が「中堅以上のヒット作」であることを証明している。

▼総括

総合評価は「B」とした。
コンテンツ自体はアニメ化・実写映画化とメディアミックス展開が豊富で、パチンコにおいてもスマッシュヒットが十分狙える優良な”素材型”版権と評価できる。ただ、メーカーが「転生したらスライムだった件」や「パリピ孔明」といった優良アニメ版権で結果を出し切れていない点は懸念材料であり、今回もポテンシャルを十分に引き出せるかどうかが焦点となりそうだ。

※評価は「S・A・B・C・D・E」の6段階

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