【11/4パチンコ新台評価】意外な高評価『もののがたり』!?『ルパンVSキャッツ』が続き、その他注目の高尾渾身『ノゲノラ』、『慶次』『源さん外伝』は!?【新台AIレビュー】

今回は11月4日に導入が予定されるパチンコ新台の「導入前評価」を、総合点におけるランキング形式で紹介します。対象機種は下記のとおりで、「e ノーゲーム・ノーライフ」は導入が多くなりそうな「199ver.」が対象、ほか追加スペックの機種については、本スペックとゲーム性が変わり映えせず導入前にどのような機種になるか想像が容易な機種については除外しています。

■対象機種
「e ノーゲーム・ノーライフ 199Ver.」(高尾)
「e花の慶次~黄金の一撃」(ニューギン)
「eルパン三世VSキャッツ・アイ」(平和)
「eフィーバーもののがたり」(SANKYO)
「e源外伝 -EPISODE OF -大龍-」(三洋物産)
「P GOGO富士山」(A-gon)
「e 仮面ライダー電王 デカヘソ 239」(京楽産業.)
「P いくさの子 戦極最強ドデカ199ver.」(銀座)

1位「eフィーバーもののがたり」(SANKYO)

総合82点
演出85点・スペック90点・出玉性能80点・ゲーム性83点・ファン満足度78点

■ポジティブ意見

・LTへのアクセスしやすさ(初当り1/149.9、LT発生1/588)が抜群
・原作『もののがたり』の世界観・映像を忠実に再現、ファン向け演出が秀逸と評価
・「神髄JUDGE」で最大6,000個、LT中出玉が大きく興奮度高い
・シンプルフローで分かりやすく、LT中はサクサク高速

■ネガティブ意見

・LT非突入74.5%で初期出玉が弱い
・継続73%で即終了多め、転落のストレスも大きい
・コンテンツ知名度が低く非ファンに伝わりづらい

▼編集部コメント
初当りとトータルLT突入率の軽さで打ちやすさは抜群と評価されており、RUSH中も大当り1回の出玉期待度が高いと評価されている。しかし、LT継続率約73%と転落タイプで、常に転落の恐怖が付きまとう仕様はどうしても評価が分かれるだろう。面白いスペックだが、コンテンツ知名度が低いのもやや難点。導入前評価は高いが、少なくとも導入初期からドカンと人気が出るタイプではないのでは。

2位「eルパン三世VSキャッツ・アイ」(平和)

総合81点
演出65点・スペック90点・出玉性能92点・ゲーム性85点・ファン満足度60点

■ポジティブ意見

・LT中大当たりの約50%が3000個と現行機でもトップクラスの性能
・通常時は初当り約1/257で、約50%でLTに直行するというシンプルさが魅力
・「ルパン三世」と「キャッツ・アイ」という二大タイトルの魅力的なコラボ
・RUSH中は高速消化ゾーンと演出選択モードが組み合わされ、飽きさせない緩急のあるゲーム性

■ネガティブ意見

・RUSH中大当りの約15%でリスタート
・3DCG作画への強烈な違和感
・特にキャッツ三姉妹のデザインや声優陣に対し、「原作とイメージが違う」「声が老けている」といった不満が上がっている
・LTに突入すれば天国だが、非突入時は300個と極端すぎるスペック

▼編集部コメント
ライトミドルかつ直LT機でRUSH中の獲得出玉も魅力、スペック・出玉性能・ゲーム性共に85点以上と高い評価を得ている。懸念は強烈な違和感を感じるという声が非常に多い3DCGによる演出面だが、スペック面が優秀と評価されるようなら大きな問題にはならないだろう。LT突入率の高さがウケる余地は十二分にありそう。

3位「e ノーゲーム・ノーライフ 199Ver.」(高尾)

総合79点
演出92点・スペック75点・出玉性能80点・ゲーム性70点・ファン満足度78点

■ポジティブ意見

・LT「ノゲノラッシュHYPER」の継続率約88%×オール1500個は魅力
・短いSTにおける1回転ごとに緊張感
・新規作画や豪華声優陣による新規ボイスが多数収録されており、ファンも納得の作り込み
・初当りが引きやすくて遊びやすい

■ネガティブ意見

・初当りの50%のRUSH初回を突破(約56%)とLTまでのハードルが高い
・RUSH中の当落演出がシンプル
・一部ユーザーから新筐体のロゴデザインや、過去機種同様、爆音に対する懸念の声

▼編集部コメント
特にコンテンツファンから、人気コンテンツを活かした作り込みがされていると評価。ライトミドルでコンテンツファンも比較的遊びやすそうではあるが、LTありきのゲーム性なため、トータルでは遊びやすいというわけでもないのがどうなるか。高尾渾身の一作とのことで筐体も一新され、斬新なフォルムになっているが、こちらも導入後に評価を上げるのか下げるのか気になるところ。

4位「e源外伝 -EPISODE OF -大龍-」(三洋物産)

総合78点
演出85点・スペック72点・出玉性能80点・ゲーム性75点・ファン満足度70点

■ポジティブ意見

・BREAKING BATTLEはこれまでにない強烈な緊張感と達成感
・EXTRA BATTLE(LT)は87%継続で出玉ポテンシャルが高い
・大龍主役のダークストーリーとシリーズ演出がファンに新体験

■ネガティブ意見

・初当り75%が300個で終了、25%がBREAKING BATTLEは厳しい
・超韋駄天の速さが無く、転落式メカニズムが理解しにくい
・「源さん」シリーズの「速さ・爽快感」を期待するファンにとっては失望される可能性が高い
・ゲームフローが複雑で、LTに到達するまでのハードルが極めて高い

▼編集部コメント
BREAKING BATTLE(BB)は斬新な転落式バトルで刺さる人には刺さりそうだが、仕様がやや複雑で理解しにくいという声も。初当りも軽めではあるが、BB突入率は初当りの25%と低く、さらに突破を強いられるので、ぱっと見のヤレる感が薄い。LT性能は強力で魅力的なのだが、その前に耐えられず離脱してしまう人の方が多くなりそう。

5位「e花の慶次~黄金の一撃」(ニューギン)

総合72点
演出75点・スペック68点・出玉性能90点・ゲーム性65点・ファン満足度55点

■ポジティブ意見

・上位RUSH(LT)「超天下無双RUSH」に突入で、大当りの約50%が6000個+αと夢がある
・初当りを引ければ、RUSHに突入できなくても必ず1500個の出玉が保証
・下位RUSHでも大当りの約半数が3000個+αと十分な性能を持つ
・「先バレ」や「先読みチャンス」など、シリーズ史上最も豊富なカスタム機能を搭載

■ネガティブ意見

・初当りの約半数で突入する時短100回の引き戻し期待度は約17%と低い
・「殿MODE」は、引き戻しても上位RUSH(LT)へ昇格することが無い
・初当りが重い(約1/399.76)
・筐体デザインが「センスがない」「慶次らしくない」とファンから不評
・ゲームフローが過去作と変わり映えしないとマンネリ感を指摘

▼編集部コメント
LT中の出玉性能はもちろん下位RUSH性能も評価されており出玉性能は90点と評価が高い。しかし初当りが重く、ゲームフローも過去作と変わり映えしないと、長く続くシリーズゆえの懸念点も指摘されている。実際、近年はあまり評価が芳しくない「花の慶次」シリーズだけに、今作で一気に昔のような存在感を取り戻したいところだが…。

6位「P GOGO富士山」(A-gon)

総合68点
演出75点・スペック85点・出玉性能70点・ゲーム性90点・ファン満足度20点

■ポジティブ意見

・液晶を一切使わず中央の「巨大富士山」役物だけで勝負するアナログなデザインが、物理法則だけに従う「ガチ抽選」の魅力や透明性が絶賛されている
・1回の入賞で羽根が4回も開放され玉も拾われやすいため、無駄玉が少なくストレスなく遊べると評価
・羽根モノとしては最大約1071個と十分な出玉が獲得でき、大当たり後の引き戻し機能も搭載されている

■ネガティブ意見

・絶望的な設置台数
・大当りしても一番少ない3R(約242個)では投資を下回る可能性が高い
・液晶演出などが一切ないため、現代のデジタル機に慣れたプレイヤーには「古臭い」「単調で飽きやすい」と映る可能性が指摘

▼編集部コメント
ファン満足度以外はおおむね高い評価を得ている。羽根モノで役物のゲーム性も評価されているだけに一部で絶大な支持を得る可能性もあるが、導入台数は相当少ない様子で、評価したくとも出来ないというユーザーは多そうだ…。

7位「e 仮面ライダー電王 デカヘソ 239」(京楽産業.)

総合65点
演出65点・スペック60点・出玉性能70点・ゲーム性75点・ファン満足度55点

■ポジティブ意見

・「裏先読み」や「入賞時エアバイブ」など、京楽おなじみの豊富なカスタム機能が搭載されている
・デカヘソ×大当り確率約1/239で遊びやすさに期待
・「継続率約80% × 図柄揃いALL3000発」というLT性能は魅力
・原作の魅力を活かした演出がファンから期待を集める

■ネガティブ意見

・従来の京楽機種と同様の過剰な煽りや信頼度の低いSPリーチが多発するのではないかという懸念
・初当り後のRUSH突入率が極端に低いと予想されている
・LT非搭載の通常RUSHの性能が低くLT突入までの道のりが厳しい
・RUSH非突入時や通常RUSHスルー時の出玉が少なく投資がかさみやすい

▼編集部コメント
LT突入に至るハードルが高いことに批判が集中しているが、デカヘソながら図柄揃いオール3000個のLT性能は魅力的とされており、比較的軽めの初当りも含めて、プラスとマイナス方向どちらにも転ぶ余地がありそうか。

8位「P いくさの子 戦極最強ドデカ199ver.」(銀座)

総合61点
演出55点・スペック60点・出玉性能75点・ゲーム性50点・ファン満足度68点

■ポジティブ意見

・「ドデカSTART」搭載により、変動効率が良くストレスフリーな消化が期待できる。
・即当たり系の演出が追加されており爽快感に期待する声
・RUSHにさえ突入すれば出玉性能は高い
・RUSH中はオール約1500個と安定した出玉
・通常RUSH(100秒)でも期待出玉は約4000個と十分な性能
・RUSH中の「時間管理型」システム(秒数内に1/69.9を引けば上乗せ)自体は前作同様に評価する声

■ネガティブ意見

・前作(319ver.)は通常時の演出が単調だったという意見があり、今作もそれを踏襲しているのではないかという懸念
・RUSH突入へのハードルが異常に高い
・「キツすぎる」「正気を疑うスペック」と、導入前から多くのユーザーが敬遠する声
・ほとんどのユーザーがこの出玉性能を体感する前に終わると予測している
・RUSHに至るまでのプロセスが複雑で厳しすぎるため、「訳分からんスペック」とゲームバランス全体が批判
・出玉性能に特化しすぎており、多くのユーザーが求める「遊びやすさ」が犠牲になっている
・前作ファンからも「好きだったが、今作は残念だ」と失望の声

▼編集部コメント
初当りの20%でRUSHチャレンジ、さらに約50%を突破してようやくRUSHに突入、RUSH突入率が約1/2000というスペックに批判が集中している。デカヘソゆえある程度、RUSH突入率が厳しくなるのは仕方ないが、いくらなんでもキツすぎると辛辣な意見で多数を占められている。RUSH性能自体は評価されているが、そもそもRUSHまでどれだけの人が頑張ろうと思えるのか。需要はあっても限定的か。

※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。

新台情報・AI評価

©隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/コアミックス 1990 版権許諾証H03-05A
©モンキー・パンチ 北条司/ルパン三世VSキャッツ・アイ製作委員会
©SANYO BUSSAN CO.,LTD.
©A-gon All Rights Reserved.
©石森プロ・東映 ©kYORAKU
©︎原哲夫・北原星望/コアミックス 2010 版権許諾証K03-97T ©︎Sammy
eフィーバーもののがたり コピーライト
「e ノーゲーム・ノーライフ」コピーライト表記

おすすめ記事

「レジャー白書2025」が発刊 1

日本生産性本部余暇総研は10月28日、東京都千代田区のビジョンセンター赤坂にて「レジャー白書2025」の概要説明会を開催した。同書よると、2024年のパチンコ・パチスロ参加人口は最低値となった前年より ...

-コラム
-