よく洋服を買う際に、ショップ店員から声を掛けられる時がある。これは昔からよくあることだが、それを快く思わない人も多い。「自由に見させてくれ」と感じるのだ。
かく言う私も声掛けをされなくない派の一人だ。セールス意識が過剰に見え隠れすることが多く、うんざりしてしまうことが理由である。
とはいえ、中にはコミュニケーション能力が高く、自然と会話が始まってしまうような店員がいることもしばしば。これには感心してしまうものだ。
パチンコ店もまた、接客をともなうサービス業だ。基本的にホールスタッフから声を掛けられることは少ないが、話しかけられたら顧客側はどう感じるだろうか?
もちろん、自分にとってメリットがある内容であれば歓迎だが、、営業目的が見え見えだった場合は「ノーサンキュー」と私は思ってしまう。この辺りの匙加減が難しい。
そんな中でもごく自然に、そして楽しそうにコミュニ―ションを取るスタッフがパチンコホールにも少ないながらもいる。営業のために話しかけるホール側と、極力話したくない客側。この間をうまくつなぐような接客ができる人材がいれば、それは価値のある存在である。
このように書いてはみたものの、店側としては結局、自分たちなりの接客スタイルを確立することが重要なのだろう。それには日々の積み重ねこそが大事なことであろう。