芸能人がオンラインカジノに関与していたとされる報道が社会の関心を高めている。警察庁では数年前から「オンラインカジノを日本にいながら接続して行うことは犯罪である」と伝えている。
一方で芸人のほんこん氏は「オンラインで公営ギャンブルが出来るのになぜオンラインカジノはアカンのか?日本人のどこかに『公営ギャンブルやパチンコはいいのに』という認識があるのではないか」と問題提起。
公営競技は法律に則った正当行為であるし、パチンコは賭博罪の例外規定ではあるが風営法の許可営業として存在している。とはいえ法律を知らない大多数の国民は、ほんこん氏と同様の認識なのかもしれない。今後公営競技やパチンコに批判が来る可能性は否定できない。
令和ロマンの高比良くるま氏が過去のオンラインカジノ行為により活動自粛を行っていることも事態を複雑にさせた。賭博は手持ちの金で遊んでいるだけであれば他人に迷惑をかけるものではない。オンラインカジノも正当行為として認めれば良いのではという論調さえ出てきつつある。
一説には日本からの年間収入が9000億円あるとも言われており、30%の税収で年間2700億円となる計算。合法化されたらパチンコのライバルになるかも。