神奈川県遊技場協同組合（神奈川県遊協）は6月20日、横浜市内の横浜ベイホテル東急において第59回通常総会を開催した。
伊坂重憲理事長は、「ぱちんこ営業は厳しい状況が続いており、多くの仲間を失った。一刻も早く、私たちが思ったような営業方法ができるようにして、多種多様な遊技機を設置し、多くのお客様に喜んで足を運んでいただけるようなホールにしていく必要がある。そのためには業界が連携し、団結しなければならない」と、一層の総親和を呼びかけた。
来賓祝辞では、神奈川県警察本部から生活総務課の大窪太郎課長、暴力団対策課暴力排除対策室の髙梨公一室長が登壇。大窪課長は、営業の健全化適正化はもとより、地域に寄り添った各種社会貢献活動に敬意を表した。また、オンラインカジノに関する法改正ついて触れながら、依存対策について組合挙げた取り組みを評価した。このほか、県内の治安情勢について報告し、悪質巧妙な特殊詐欺の増加に警鐘を鳴らした。
続いて、組合功労者表彰が行われ、永年勤続28名、社会貢献活動（2個人・4支部組合・企業）をそれぞれ表彰。その後の議事では全10議案を上程し、原案通り承認。役員改選では伊坂理事長を再任した。
懇親会では来賓の田中和徳衆議院議員、木村義雄前参議院議員、長田進治県議会議長、太田裕之専務理事（全日遊連）、大饗裕記理事長（回胴遊商）、金光淳用代表理事（MIRAI）、千原行喜副会長（余暇進）らが祝辞を述べた。
