1年の内で稼動が少ない時にパチンコ店がやるべきこと【パチンコは生活の句読点!】

以前パチンコ店に勤務していた時にも感じていましたが、1年のうちに全体の稼動(客数)が少なく弱い時期があります。2月や11月がそれにあたり、基本的に人があまり動かない時期ともいわれます。人が動かないとは、いわゆる人事異動の時期ではなく、落ち着いた時期ともいえます。それ以外の時期は、連休などもあって何かしら稼動も比較的に高く人が色々と動いているのです。

しかし、よく調べてみるとこの2つの時期において連休は無いわけではないのです。その対策と呼べるのかどうかはわかりませんが、2月と11月は「パチンコパチスロファン感謝デー」を上手く取り組んでいるようです。特に11月は「パチンコの日」を制定していることもあって、全国的な展開で開催されています。ただ2月の場合は、各都道府県の遊技組合単位での開催となるので、全ての都道府県で開催されるとは限りません。

では、それ以外でお客様をパチンコ店に呼び込むために何が必要なのでしょうか。

パチンコ店の命題は「1玉1枚でも多くお客様に打ってもらうこと」です。そのためには、カレンダーや地域・世間の動向を確認しながら日々の営業戦略を考え、競合他店舗の動向もリサーチし、自店舗のお客様にまた来てもらうような接客接遇を行なっていくことが必要なのです。

先程記載しましたが、1玉でも1枚でも多く打ってもらうため、自店舗のファンに合ってもらうため、言い換えれば自店舗のロイヤルカスタマーになってもらうために必要なことは何でしょうか。店舗によっていろいろあるとは思いますが、自店舗の会員カードに申し込んでもらってそれを利用してもらうこともその一つだと思います。

しかしどうでしょうか?会員カードの申し込みって新規グランドオープンならばそれをきっかけに入会してもらえることが多いのですが、オープンから数年も経過してしまうと中々新規で入会してもらえないと思います。会員カード申し込みのブースをよく見掛けますが、特にパチンコ店の皆さんはそこで日常応対をなさっているでしょうか。

パチンコ店の皆さんは、「接遇」を通じて前年対比などで稼動や客数を変えるチャンスがあるということを認識していただきたいと思います。ここでせっかくの機会(接遇)を逃すと、もしかしたら会員獲得ができた場面も次の機会では獲得できなかったという結果になるかもしれません。獲得できなくても良いのです。お客様に一声かけてみて下さい。その挑戦は何もしないよりも素晴らしいことです。次に繋がるアクションをしたわけです。

今勤務しているパチンコ店は、いつクローズするのかはわかりません。日々進捗を確認しつつ、繰り返しますが1玉でも1枚でも多く打ってもらうことが大事です。そのためにも、お店のファンになってもらい、会員獲得をしていただいて、明日もその次の日も稼動してもらうことです。稼動の低い月に限らず、日々の積み重ねで毎日アクションしていきましょう。

(文:ヨッツマングローブ)

おすすめ記事

「レジャー白書2025」が発刊 1

日本生産性本部余暇総研は10月28日、東京都千代田区のビジョンセンター赤坂にて「レジャー白書2025」の概要説明会を開催した。同書よると、2024年のパチンコ・パチスロ参加人口は最低値となった前年より ...

PPPAY 2

もはや当り前になりつつある、コンビニやスーパー等で支払う際のキャッシュレス決済。現金をほとんど持ち歩かないという人も珍しくなくなりました。 しかし、パチンコホールにおいては未だ現金対応のみで、現金を持 ...

-コラム
-