本稿では東京都中野区の「東中野駅」周辺における店舗動向についてレポートする。都内屈指の吸引力を誇る新宿エリアから各駅停車で二つ目。駅前の繁華性はお世辞にも高いエリアとはいえないものの都心部へのアクセス面の良さから足元人口のボリュームは十分だ。パチンコ商圏としてみると顧客流出懸念の大きい点は如何ともし難いが、故に競争環境は非常に緩く小規模ホールを運営する上では狙い目といえそう。
▼都内で7店舗目となる「BIGディッパー」が始動する
そんな「東中野駅」周辺で営業してきたパチンコホールは2軒のみ。その内『フルハウス東中野店』については昨年8月に「BIGディッパーの屋号でお馴染みのメビウスグループ」が事業承継。なお、「フルハウス」の3店舗を同時に取得していたが、これまでに屋号変更オープン済みだったのは「戸越銀座店」のみだった。
店舗取得から1年半、先週12月19日(金)に…

