
写真左から松谷義明新支部長、美山正広前支部長
日本遊技関連事業協会(日遊協)の北海道支部は10月30日、札幌市中央区の札幌ガーデンパレスにおいて第35回支部通常総会を開催した。
総会の冒頭、挨拶に立った美山正広支部長は、日遊協活動に対する理解と協力への感謝を述べるとともに、コロナ禍前から現在に至るまでの社会や業界の変化に触れ、「業界の景色が目まぐるしく変わっているが、業界唯一の横断的組織である日遊協だからこそ、ファン層の拡大をはじめとする業界課題の解決と発展に向けて、先頭に立って取り組んでいきたい」と、さらなる協力を呼びかけた。
任期満了に伴う役員改選では、美山支部長が、自身の5期10年の任期を一区切りとし、「若い視点と行動力を持つ新たな支部長を」として松谷義明氏を推薦。これが満場一致で承認され、新体制が発足した。
活動については、臨時総会(1月14日)および通常総会(6月9日)を通じて、「共通の目的意識のもとに連携し合う」ユナイテッド(団結)のムードの中で各活動を進めてきたことが報告された。
また、行政講話では北海道警察本部生活安全部の平等大輔課長補佐が、大釜寛貴保安課長のメッセージを代読。「ぱちんこ営業の健全化推進について」と題し、「のめり込み(依存)防止対策の推進(当事者および家族に寄り添った連携対応)」「法令等に則った自主的対応(3つのガイドラインの周知徹底)」「風営適正化法改正(11月28日施行)への対応」について説明し、日遊協の取り組みに期待を示した。
続くオンラインセミナーでは、「遊技機の未来 業界の未来」と題し、フリーライターの岡﨑徹氏を講師に迎え、意見を共有した。