玉屋、トリアーダ宗像に防災設備「かまどベンチ」を新設 地域住民と防災意識を共有

「かまどベンチ」

福岡県・佐賀県でパチンコホールを12店舗展開する玉屋(本社・福岡市中央区)は9月20日、同社が運営する複合商業施設「トリアーダ宗像」(福岡県宗像市)に新たな防災設備「かまどベンチ」を設置した。

「かまどベンチ」は、平常時はベンチとして利用でき、災害時には座板を外すことで炊き出し用のかまどとして活用できる設備。同日には炊き出し体験や防災設備見学、消防車・パトカーの展示などを含む防災イベントも行われ、来場者とともに防災意識の向上を図った。

トリアーダ宗像は1995年開業。総工費約30億円をかけて再開発が進められ、2023年6月にグランドオープンした際には防災設備を備えた複合施設として宗像市と防災協定を締結した。施設内には太陽光発電設備、蓄電池システム、防災盤、非常用飲料水貯水槽など多様な防災設備が整備されており、そこに今回新たに「かまどベンチ」が加わった。

同社は、「娯楽・物販・飲食の3つの価値を提供しながら、街の賑わいと防災拠点の両面から地域に貢献できる施設として、これからも地域との共生を目指していく」としている。

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