本稿では本紙にて毎月掲載している「大手チェーン12グループにおける設置遊技機の資産価値金額」について過去7年分の集計結果をまとめている。
▼遊技機1台あたりの資産価値金額はコロナ禍前の水準より依然として高い
2019年3月期における全体平均金額は18・6万円。そこから新規則機へと完全移行を果たした2022年3月期には37・6万円へと倍増している。なお、同年5月期には全体平均が40万円を超えており、近年ではここが最高値だった。
しかしながら以降はマイナストレンドが続く。ちなみに2025年3月期と2022年3月期を比較すると全体平均は58・1%まで低下。コロナ禍前の水準に近づいている。
▼全体的にマイナストレンドで推移している中でグループ毎の減少率には開きが出ている
グループ別にみると2025年3月期の全体平均が最も高かったのは「延田」グループ。3年前の時点で…