広島県安芸郡にて営業してきたパチンコホール『マリーナサンライズ』が㈱プローバ(本社・広島市安佐南区)に事業承継されることが6月25日の官報に公告されている。
同店は、パチンコ機400台・パチスロ機240台(合計640台)の中規模店で、海田市駅から南側に500メートルほど離れた場所に立地。半径5キロ圏内には『センチュリー海田』や『サンタクロース栄』などの14軒の競合ホールが存在するエリアだ。そんな競争環境下で、広島県と千葉県にてパチンコホールを店舗展開する㈱サンライズホールディングスが運営してきたが、今回の事業譲渡により広島県における経営ホールは無くなっている。
一方、『マリーナサンライズ』を取得したのは広島県を中心にパチンコホールを店舗展開するプローバグループ。経営店舗は主に「プローバ」の屋号を冠し計15店舗を運営中だ。
競合企業の撤退物件を継承することで勢力を拡大し最盛期には23店舗まで経営店舗数を拡大していたが、近年ではグランドオープンなどの大きな動きはみられていなかった。
そんな中での今回のM&A案件は久しぶりの出店となることを含めて興味深い案件といえるだろう。なお、同店における太陽光発電事業も合わせて承継するようだ。
屋号変更オープンなど引き続き同店の動向には注目しておきたい。
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購入企業 | 株式会社プローバ |
公告日 | 2025年6月25日 |
購入店舗 | マリーナサンライズ |
住所 | 広島県安芸郡海田町明神町1-31 |
備考 | ※ |